レジデンス6ヶ月と7日目
アルカイダ系のテロ組織による、ヨーロッパへのテロ警告のニュースのことでWendaと話していました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050719-00000160-jij-int
オランダの名前もあるので、「心配ねー、何かオランダの確率高そうよね(注1)」と言ってたら、Wendaが「そうそう、前にオランダで爆弾テロ未遂があってね、そのとき未遂だった理由が、テロリスト同士が喧嘩始めちゃって爆発させるどころじゃなくなっちゃったんだって。」といいます。
テロリスト同士が言い争いを始めて使命を放り出す(二の次になる)・・。そういう事はなんとなく、いいんじゃないかと思いました。人間ぽくて。
それぞれの正義があるのはまあいいとして、その使命に忠実すぎて、(その役になりきりすぎて)自分の人間ぽい部分を捨てる、というのはいろんな間違いのもという気がします。絵でも。
その役になりきってしまった状態を一時的に止めた、人間らしい感情が、結果的に爆弾の爆発を止めたという事が私には嬉しかったです。
注1。オランダのスキポール空港は、ヨーロッパ諸国の中でも入国審査がほとんど素通りに等しいことで有名。で、アムスはここ数年でテログループの入国、アジト化が進んでいる。そのことが問題となり、近年居住ビザ取得は難しくなったものの、入国自体は未だすごく楽。