2005年9月アーカイブ

Casshern

レジデンス8ヶ月と16日目

昨日は家でRyanの借りてきたCasshern(2004、日本)を見ました。この映画映像がすごい、と評判だったそうで、そこはなかなか楽しめました。プロジェクターで見たし。
ただ、映画としてメッセージの伝え方がちょっと観念的、というかんじ(ファンタジーだからという理由ではなく)がしました。「争い」とか「平和」とか「憎しみ」とか「許す」とかの言葉だけ、台詞だけが凝った映像の上を飛び交っているかんじ。「平和」とか「愛」って、もっと身近で地道、そして絶対的なものだから、こういういろいろ上手にMixされてる、という感じの映像やエピソードからは見えてこないんじゃあ、とか、視点が物語的なのが良くないのかな、とか思っていたら、横でRyanは居眠りこいてました。監督は映像命!!で作ったってことかな〜。
まあ、暇な時に見てみてちょ。

スケートおじさん

レジデンス8ヶ月と11日目

アムスも日が暮れるのが早くなりました。夏は午後11時頃まで暗くなりませんが、今では8時ごろから暗くなり始めます。
冬になると、アムスには名物おじさんが現れるそうです。昨日、10年アムスに住んでいるという方から「冬になれば絶対見るよ!」と聞いた話ですが、上半身はショッキングピンクのぴったりしたシャツに下半身はTバック、で背中にはリュックを背負い、すごい速さで自転車用車線をスケートで走ってるんだそうです。見ってー!!!
10年前にはすでに名物だったそうです。−15℃にもなるアムスの冬がまたくるのを恐れていましたが、ちょっとだけ冬の楽しみができました。

スタジオにいます

レジデント8ヶ月と10日目

きょうは大出血!ドローイング2発!!

秋到来

レジデンス8ヶ月目

早いもので、あと2ヶ月半で今年のプログラムが終わります。11月末に盛大にopen studioが行われて年度締めです。このopen studioでは各アーティストの1年の成果?を形にしてみせるもので、オランダ中から、もしくは近隣諸国からも美術関係者もそうでない方も、たくさんやってきます。このショーの出来が次の仕事のオファーや、ギャラリーからのコンタクトや、つまり自身の身の振り方に関わってくるので皆そろそろ目が、シ・ン・ケ・ン♡
そして、アムスは今週からいきなり秋です。すでに肌寒いです。先週Mauriceが、「オランダの秋はある日突然来るんだ。きっと今日が最後の夏日だろう。」と名残惜しそうに言っていましたが、あまりにその通りなので驚きました。春も突然やってきましたが秋もそうなのね。これから4〜5月まで寒い日が続くのかあ。どひー。

Install

レジデンス7ヶ月と27日目

今日は私の作品のインストールです。
ショーのインストールではなく、作品を買ってくれたコレクターのオフィスへのインストールです。私の作品はサイズが大きいため、ギャラリーで解体→運搬→→オフィスで組み立て、という手順を取ります。解体、組み立てともに私が行います。
オフィスはアムスで一番大きな弁護士事務所。近代的なガラス張りのでかいビルです。
大きな作品を元どおりに張るのは難しく、神経を使います。今回はコレクターが後ろで作業をじっと見守る中、時折質問などにも笑顔で答えながら、の作業だったので、エアコンの効いたオフィスでしたが私は、緊張と集中で汗びっしょりになりました。
そして床で組み立てていた作品が、ゆっくりと立ち上がり、ゆっくりとその表面を現わすと、とてもきれいで、大きい作品なのにオフィスにとても良く合っている。本当に嬉しかったです。
コレクターもとても喜んで奥さんを電話で呼び、2人で眺め、「今度は家に大きい作品置きたいね」と言って眺めていました。頑張った甲斐があったわ〜!

銀杏Boys

レジデンス7ヶ月と22日目

ところで、日本に帰っていたとき「銀杏Boys」というパンクバンドのCDを入手しました。手に取ったきっかけは江口寿史さんのイラストがジャケットに使われていたからですが(私は岡村ちゃんの大ファン(注1))、これが良いんだ〜!
これが私の好きなパンクです。言ってみれば頭の悪い、でも真剣で正直なジレンマを歌う様子に、たくさんのティーンエイジャーが喜んでいる事でしょう。大切なことです。(私は31だけど。)

以前、クドカン(注2)が阿部サダヲさん達とパンクバンドをやっているというのをTVで見かけました。歌っているその曲は「就職しろ!」というもので、TVの中のクドカンにいわせると、就職しない事が社会への反抗、パンクな姿勢だとしたら、そういう人がここまで増えて社会現象になった今、「就職しろ!」という事がパンクなのだ、そういうことを言っていました。
それを聞いて私は何か違うなあ〜と思っていました。
私が好きだったパンクはそういう、社会の構造を逆手に取って行動できるような頭のいい態度なのではなく、自分の欲求と、自分を1度殺さないと入れない社会との間に接点が見いだせない、ただただ感情的な、一人もがく正直な叫びであったと思ったからです。クドカン作ドラマは面白いような気がしますが。


注1、岡村靖幸ちゃんのこと。江口寿史さんのイラスト=岡村ちゃんの音楽。公式のようなものです。
注2、宮藤官九郎さんのこと。ご存知でしょうが。私の両親なども読んでいるので一応。

Amsterdam Index

レジデンス7ヶ月と20日目

アムスに戻ってきています。
戻ってくると留守電がたくさん入っており、そのほとんどは「Amsterdam Index」という雑誌の編集部からのオファーでした。来年発行、アムスの美術シーンと若手作家にフォーカスをあてたアムス美術年鑑みたいなもの、というコンセプトだそうです。どうやら私にその中のカラー5ページを割いてくれるもよう。変形B4、10万部発行、何かまだよくどんな雑誌か分からないけど!編集部の人有り難う!!幸先のよいアムス戻りとなりました。

再L.A.

レジデント7ヶ月と16日目

アムスに戻ります。
その前にチケットの都合上、L.A.に寄りました。
時差のため丸2日ほとんど寝ずのL.A.滞在です。寝ぼけた頭で空港についてみるとIwanとJewseが迎えにきてくれ、「今日は何して過ごそうか」などと言っていたら、私たちにはショーの搬出作業が待っていました。もうろうとしながら搬出作業をし、終わってギャラリストのMarthaの家で夕食。IwanとJewseは知り合いのあまりいない土地で、毎日自転車に乗るだけのバカンスが退屈だったと見えて1日しかいない私に「今夜は飲もう!!」といっていましたが、私は疲れてすぐその場で眠ってしまいました。
IwanとJewseはよほど退屈だったのか、眠り続ける私を激写し遊んでいたようです。アムスに向かう飛行機の中で自分のデジカメを見てみると、かなりたくさんの自分の寝てる姿が写っていました。何だかこの写真の夢の中にいたようなL.A.滞在でした。

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