2005年10月アーカイブ

今日のスタジオ

レジデンス9ヶ月と16日目

昨夜はライクスでStephn、Eylem、Susan、のバースデーパーティーがあり、私は寝不足で全
身だるし。昨夜のパーティーにはドレスコードがあり、招待メールに長々連ねられた政治家や芸能人、アーティストの名前の中からいずれかを選び、その衣装でもって参加してください、とのことでした。その中からわたしは「Ziggy Stardust」を選び、額に輝く銀のマルを貼り付けていきました。うけたよ〜。

すっぽかし

レジデンス9ヶ月と12日目

きょうはアドヴァイザーのJan Roeland(オランダ人、ペインター)とのアポイントをすっぽかしてしまいました。原因はTuesdayとThursdayを見間違えてたこと。9ヶ月をすぎてなおこの手の失敗とは・・・さすがにへこみました。朋子のバカ、バカ〜!!
Janはペインティング一筋で来たおじいさんで、私の大好きなアドヴァイザーの一人です。
Janは今朝からスタジオで、来ない私を「きっと電球が切れてるから換えにいってるのだろう(先日から電球が切れてるけど放っといた)」と思いながら待っていてくれたのだそう。
・・・・ごめんね!!!!
私は昼すぎに来て、廊下で「ハロー」などといいながらJanに近寄っていき、事の顛末を知り、「お、お詫びの言葉もない・・・」と愕然としていたらJanは優しく「最近の絵は良くなった」といってくれました。・・・Jan、この借りはいつか返させてください。

新しいスタジオ

レジデンス 9ヶ月と6日目

少し広いスタジオに移りました。前のスタジオは採光がよかったのですが少し狭く、大きい作品制作には不向きだったので、なんとか制作しつつもファシリテイターやアドヴァイザーに、今年始めから訴え続けようやくゲット。うれしい〜。

イスタンブール・06

イスタンブール、おまけ

肝心のビエンナーレのことをさわりだけ書きます。
第9回である今年のコンセプトは「Istanbul」。
東西の出会う場所というイマージナルな意味でのイスタンブールと、現存する街として様々な問題を抱えたまま変化のただ中にあるイスタンブール両方の意味からだそうで、それゆえ出品作家のセレクションは、イスタンブールに意識的に留まり現代美術を制作するイスタンブール在住作家を中心に、そういう観点をもって制作をしているイスタンブール在外、または外国人作家数名が選ばれています。
キュレイターはCharles EscheとVasif Kortun両氏。 Charles Escheは昨年までのライクスのアドヴァイザーです。
前述のこともあって、いわゆる国際展でよく見られるような、作家の名前やブランドを感じさせる、よくいえば洗練された、悪くいえばスリリングでない現代美術作品、というものは少なかったです。無記名の未完成っぽい、でもこの混沌のなかで独自に居場所を探そうとしているかんじの好感の持てる作品が多く、私はとても楽しめました。

中にはその未完成っぽく見えるところを「スクールショーみたい」と評する人もいましたが、各作品ともその必然性を持っているため作品として成立して見えたし、スクールショーには見えなかったけどなあ〜。
あと戦争や大量消費への批判がダイレクトに表現されている作品も多かったので、「アートとしての、あるビジョンをもっと見たい」と言う人もいました。
私はそのビジョンそのものへの不信感をも含めて見せているショーだと思ったのでそこは不満に思いませんでした。

http://www.iksv.org/bienal/
気になった作家の名を挙げたいのですが、カタログが今手元にないので後日アップします。

ちなみにこのビエンナーレ、ライクスの1年目、エジプト人のHala Elkoussyちゃんも出品作家の一人です。ワオー!

イスタンブール・05

イスタンブール5日目
帰りの飛行機に乗る前に、旅の疲れをハマム(トルコ式サウナ)でとりにいきます。
サウナ+垢擦り+マッサージで32000000TYL(注1)(20ユーロぐらい)。
17世紀に建てられたという古い建物の中、天井から自然光が入るとてもきれいな空間で、陽気なおばちゃんに全身垢擦りとマッサージをしてもらい、くつろがせてもらいました。えがったわ〜。
垢擦りは7、8年前行った韓国以来で、また驚くほど垢がでました。

なぜかBGMが「続・夕日のガンマン」でした。
注1:ターキッシュリラ。1ユーロ=1600000TYL

イスタンブール・04

イスタンブール4日目
私的イスタンブール図解

イスタンブール・03

イスタンブール3日目

モスク(注1)に来てみました。私たちの着いた丁度2日前からラマダン(注2)が始まっていたので、モスクで祈る人の姿が見ることができました。
以下モスク内部の詳細。

①コーランを詠み上げる場所。マイクスタンドが立っている。この声がモスクの外壁に付いている大きなスピーカーで外へも流れる。昔は塔の上から叫んでいたそうです。
②表意文字らしきカリグラフィー。コーランの内容の象徴で、8種類ある。イコンの代わりに文字が使われている。
③オーガニックなパターンのタイル。きれい。無数に繰り返されモスク内部を覆い尽くす。
④見学者(私たち)。女性はスカーフとスカートを着用(入り口で貸してくれる)。タイ人の友達が、ムスリム姿の私に「トモコはタイにいるチャイニーズ・ムスリムまんまだ」と笑っていた。さいですか。
⑤休んでいるムスリムの人。この人は「疲れたから今回の祈りは休み(注3)」と言って見ていた。「お腹がすくから夕食後にやるのがベスト」とかいっていた。この人の話では、わりとムスリムの祈りもフレキシブルに行われているもよう。
⑥照明。何重もの円形を描いている。モスクの最頂部から長い鎖で垂れ下がり、ちょうど人の背丈ぐらいのところで光っている。
⑦祈っている人たち

注1:ムスリムの寺院みたいなところ。祈る場所。
注2:ムスリムで、日の出から日没まで断食をする時期
注3:ムスリムではラマダンの時期は1日5回祈る。

イスタンブール・02

イスタンブール2日目

イスタンブールは大きく3つに分かれています。
ビエンナーレ会場や私たちのホテルがある島(都会的な地域)と、モスクや旧王宮のある島(古くて美しい。観光地域)、この2つがヨーロッパ側になり、その東側にある島(庶民的な地域)からアジアが始まります。
7カ所あるビエンナーレ会場の2つを見たあと、疲れたのであとは明日にして、モスクのある島に散歩しようということになり、長い橋をわたりました。その欄干には釣り人ところ狭しと並び、朝から晩まで釣りをしています。そんな生活を一瞬うらやましいと思った私。すぐ思い直したけど。小さい、ワカサギみたいな魚が結構釣れていて、その魚入れは全員、バケツ大(直径30cm)のヨーグルトの空き容器です。トルコに来たなあ~、というかんじがしました。

イスタンブール・01

イスタンブール 1日目

イスタンブールでまず驚いたのは、飛行機の窓から見えた、ひしめく屋根にくっついてるパラボラアンテナの山?海?でした。まるで無数に生えてるきのこのような、または船にくっついたムール貝のような・・・。異様な風景に度肝を抜かれ、早くも旅のハイライトを迎えた気分でした。

戻ってきました

レジデンス9ヶ月目

イスタンブール旅行より帰ってきました。いや〜面白かったわ〜。忙しい時期でも行ってよかったわ。詳細は後日。

イスタンブール・イヴ

レジデンス8ヶ月と23日目

明日から4泊5日でライクスのイスタンブール旅行にいきます。イエ〜イ。
旅行の主な目当てはイスタンブールビエンナーレです。でも参加者はそれぞれ「大きいマーケットがあるから買い物に行く」とか「観光したい」とか「食事が安くておいしい」等目的は様々です。
私はいつものように、まだ何も準備してませんが(トルコの通貨って何?)たのしみです。きょう家に帰ったらパッキングです。明日起きれますよーに。

後日談:イスタンブールは別に物価が驚くほど安いわけでも、食事も美味しいけどそこまで安いわけではなかったです。まあアムスの2〜3割引ってとこ。田舎の方に行けばもっと安いかもだけど。

ブラックリスト

レジデンス8ヶ月と21日目

今日ライクスの自分の郵便受けを見たら、マテリアルバジェット(ライクスから支給される制作費)の明細書が入っていました。年間1650ユーロ、もらえ各ワークショップで使った材料費などが引かれていきます。(注1)
きょう私の9月締めの残高を見たら、10ユーロ。まじですか。
これから制作の山場だってのに・・まあ今年始めのうちキャンヴァス地も絵の具もいろいろ試したし、そうだ夏前にゴールデンの高い絵の具もたくさん試したしなあ〜とかいろいろ思い出されましたがともかくこれからの制作は自腹です。

そのあと白の絵の具をもらいにペイントワークショップにいくと、テクニシャンのArendが「トモコ、お前バジェットはまだあるのか?」ときいてきます。
「あんまりない」というと、テクニシャンの間に廻っているバジェット破産者リストを見、「大丈夫、ブラックリストにお前の名前はまだない」と言って白の絵の具をくれました。10ユーロに救われたわ〜。ありがとう、10ユーロ使わなかった私!
そしてブラックリストに名前がない今月のうちに、延ばし延ばしにしていたワークショップでの作業を済ませねばと思い、今日は大きいキャンヴァスを2つと少し小さいのを1つ、一気に作ったのでもう疲れました。
(注1)ユーロ=137円ぐらい。(2005年10月4日のレート)

人不足

レジデンス8ヶ月と20日目

ライクスのworkshopsが今、大変です。
ワークショップのテクニシャン(技術者)たちが、つまりアーティストの制作、プロジェクトをサポートする仕事の人たちが続々辞めていってしまっています。
絶え間のないアーティストからの要求(彼らは欲望と呼んでた)に応え続け、疲れて辞めるとか、そのアシスタントが一人ではワークショップを支えきれず、突然辞めてしまったり、まあふつうに定年?退職とか。そういうことが続いてライクス大打撃です。つまり人不足。
これからopen studioに向けて各ワークショップは忙しさのピークを迎えるところなので、このスタッフ不足は皆の頭の痛いところとなりそうです(オランダ人のんびりしてるし)。

でもまあ、これも本当に必要なものを考えたり、知恵絞ってつくるいいきっかけかもしれません。郷にいっては郷に従えという言葉もありますし、工夫しないとね。今まで働いてくれたテクニシャン達ありがとうよ〜。

このアーカイブについて

このページには、2005年10月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2005年9月です。

次のアーカイブは2005年11月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

カテゴリ

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.261