Rabbits/アパルトヘイトと日本

2013年12月18日

Rabbits in the Rijks_web.jpg

Artist Endowmentに寄付した作品を取りにライクスアカデミーに行ったら、
あのウサギがまだいるのを見た。
君らもここにいられるの、よかったね!って思った。

(数日前、ライクスアカデミーはあのビルの正式なオーナーになったという知らせがあった。つまり政府の文化予算カットによる立ち退きがなくなったということだ。あのビルは、彼らにとってとても特別なので、これはとっても良いことだ。ついでにこのウサギにとっても良かった。)


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大心は日本のニュースをいつもチェックしている。オランダに住んでいても日本が好きなんだなあと思う反面、どこに住んでいたって忘れずにずっとチェックし続けるのはとても偉いとも思う。
大心のお気に入りの日本人ジャーナリストに、神保哲生という人がいる。彼は先日ネルソン・マンデラの追悼についてコメントをした。
日本でもネルソン・マンデラを追悼してその偉業をたたえ、褒めちぎる記事がたくさん出ているそうだ。そこで神保さんが言っておきたいのは、日本人には、ネルソン・マンデラを追悼する前に知っておくことがある、ということだ。
まだ南アフリカがアパルトヘイト政策を行っていた80年代に、日本は世界で唯一の南アフリカとの貿易国だった。
他の国は皆、アパルトヘイト政策に抗議するため南アフリカとの貿易をストップしていた。もし日本政府が他国同様、南アフリカとの貿易をストップしてくれていたら、もし日本人が、そのことを知ってちゃんと政府に抗議してくれていたら、アパルトヘイトはもっと早く世界から消えていたかもしれない、と神保さんは言う。
「日本人は、個々の日本人はとても優しくいい人達なのに、なぜ全体としてはこんなことをしてしまうんだろう」と、神保さんがまだ記者になりたての頃に国連の関係者がぼやいていたのをよく憶えているそうだ。
比較社会学者の宮台真司は 「(日本人は)あまりに人が良すぎて政府に抗議できないのだ」という見解を示していた。
・・・・。

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このページは、tomokoが2013年12月18日 00:50に書いたブログ記事です。

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