野良猫じゃない

日本にかえってきた。いま、猫のもらい手を探している。

オランダで私が飼っていた猫は交通事故で亡くしてしまったので私の猫ではなく、取手駅から私のスタジオへ通う途中に猫が2匹いる。


何人かの通行人の話をあわせると、そこは猫屋敷&ゴミ屋敷だったという敷地で、敷地の主は猫を可愛がっていたようだがその人が今年始めに急死したそうだ。34匹という猫が突然、家から家財道具と一緒に閉め出された。猫が出入りしていたという掃き出し窓は閉ざされ、寒い冬の中での出来事で、通りに面した家でもあったためそのほとんどが交通事故と飢えで死んだそうだ。

それでも何匹かが生き残り、この夏また取手に通い始めた私が通りがかったときこの2匹がいた。どこかの動物愛護団体が去勢手術はしてやったそうだ。

私はつれて帰ってやりたいと思ったが、帰国したばかりでつれて帰るための家がなかった。


敷地の管理人が、野良猫扱いして敷地から追い出そうとしているのを、「ここの飼い猫だった猫ですから、敷地の処分が決まるまで、もう少しここで世話しながらもらい手を探させてもらえませんか?」と頼んだり、暗がりで猫に向かって 「君たちは野良猫じゃない。飼い主が死んだだけで、飼い猫だったし、ちゃんと次の良い飼い主が見つかる。」と話しかけつつえさをやったりしている。


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snake gourd, 2017

カラスウリ、2017

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このページは、tomokoが2016年9月 1日 16:56に書いたブログ記事です。

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